「聴くと誰もが安心の座に座っていら黷驕AそんなCDをつくりたい。」 そんな圭子ちゃんの想いを聞いてから半年、ついにこのCDが出来上がりました。 『安心』という漠然とした形なきイメージをどう音にしていくか。 私たちはまず「様々な存在に向かって歌う」ということをおこなってみることにしました。 住まいが近所なだけに、あいた時間を見つけては会合し、意識してその存在の素の部分を感じて歌うということを繰り返しました。すると不思議なことにその対象がその存在のあるべきところへシフトしていくという現象がどんどん起きはじめたのでした。私たちは、すべてはその素の部分に触れたとき、大きな癒しと、安心を得、光の方向への流れが生まれ出すということを発見し、この「素へのアクセス」を様々な角度からおこない、CDを作ってみようということになったのでした。 さて、いよいよ録音ということになり、私たちは6つのテーマを掲げました。CDのアタマの曲である『レムリアマントラ』だけはマントラがありましたのでそれにメロディーをつけていきましたが、それ以外はふたりでたくさんイメージを摺り合わせること、録音の際に部屋をそのテーマにそった雰囲気にすること、美味しいご飯を作っていくこと、などが録音への準備。いったいどんな曲ができあがるのか、自分達ですら解らないまま、音を重ねていきました。今回お願いしたエンジニアの夏秋さんはまずこの状況で録音が始まり、ふたりの要求することも曖昧なイメージなものばかり、途方に暮れたこともあったかと思いますが、笑いながらすっと理解して悩んだ時には的確な意見をくれ、お陰で自由にいいリラックスと緊張の中録ることができました。そしてこの録音の間中、協力してくれた家族のみんな、たくさんの人々。大きな協力と導きのもとに、本当に満足のいく録音ができ、CDが完成したのでした。イメージと、音と、限定しない曖昧な、でもそこに確かにあるという表現。アートというものの多層な次元と、無限の可能性を感じることのできる製作でした。「これがレムリアの時代にやっていた表現だよね」と圭子ちゃんが出来上がったCDを聞きながら、製作の過程を振り返って言っていましたが、この言葉では言い表しきれない色や音や香りのあり方こそ、レムリアそのものなのだなと、この録音を通じて私もやっと捉えることができたように思います。 今回は「安心」がテーマのCDを作りましたが、「次作の構想もすでに浮かんでいる」と圭子ちゃんがいっていました。 まだ漠然とした何かではありますがきっと大きな大きな理がそこにあるんだろうな。 その中の一色で染めてみたこの『shrine of relief』。どうぞお楽しみください。 たくさんの感謝の気持ちを込めて。 Mamansa-soeur スパン子 |